ジェネシスホールディングスが展開する「geanee」ブランドから、ついにWindows 10 Mobile端末「WPJ40-10」が、2/5より発売となりました。国内の Windows 10 Mobile 端末としては7機種目となります。
1月末には発売日が2/5になるのでは?という記事を書きましたが、まさにその通りでした。が、丁度その日から体調を崩してしまいすぐに買いにいけませんでしたが、秋葉原ヨドバシカメラにて無事にゲットしてきました。
まだ手に入れたばかりで使いこんではいませんが、ざっくりとしたレビューをば……。
◆ざっくり開封レビュー
外箱はこんな感じ。微妙に角がつぶれているのは僕が移動中にぶつけてしまったため……だと思います。多分。
箱を開けると、本体がどーんと。
あ、ちなみに本機は本体色が「白」と「黒」の2色ありますが、私は悩んだ末に白にしました。
白の場合は、「グリーン」「ピンク」「シルバー」の3色のカバーが付属します。デフォルトではシルバーのカバーがついていました。ちなみに黒を選んだ場合は「ブラック」「ネイビー」「オレンジ」がついてくるようです。
その他の付属品。microUSBケーブルやイヤホン、アダプタ、説明書、液晶保護シート。まあ普通。
本体のカバーを外したところです。最近はデュアルSIMばかり見ていましたが、こいつはシングルSIMです。また、バッテリーをはめ込んだ状態だとSIMカード、microSDカードが取り外し出来ないタイプです。
本機の最大の特徴は、やはりなんといっても、最近ではすっかり珍しくなった4インチという小型サイズでしょう。iPhone3GSとかが流行っていたころは、4インチは大型と呼ばれていたのに、今では小型と呼ばれるのですから、時代の流れを感じます。
厚さはこんな感じ。9.9mmとなっているため、そんなに薄いというわけではありませんが、周囲が丸みをおびえていることも加えてサイズ的には程よく持ちやすい印象を受けます。
プリインストールされているOSバージョンは「10.0.10586.0」で、このバージョンはIME周りに問題を抱えているので、手に入れたらまずは何よりもすぐ、アップデートをしましょう。私の場合、ネットに繋いだらすぐに更新が降ってきました。
プリインストールされているアプリも、ほぼ素のWindows 10 Mobileのままです。唯一、ホーム画面に「SMARTアドレス帳」というタイルがありましたが、これはただのWebページへのショートカットのようです。
※ちなみに、メッセージの右にあるアイコンが何もないタイルは、Facebookのタイルです
◆動作は良好、液晶には難あり。お試しには丁度いいかも?
本機は12800円(税抜)という安価な端末で、全体的な作りなどからは正直安っぽさを感じます。が、軽く触ってみた感じでは特に動作のもっさり感などは感じません。また、KATANA 01であったようなタッチ位置ズレなども起きていないため、動作に関してはむしろ良好といえるでしょう。
しかし欠点もあります。液晶の質に関しては残念と言わざるを得ません。上記の写真でも少しわかるかもしれませんが、見る角度によってあまりにも色見が変わり過ぎます。写真や動画の閲覧には向いていないと断言します。
ですが、12800円という安さ、4インチという小型端末であるというところの訴求点は強いです。また、前述の通り液晶の質に特にこだわらないならば、「Windows 10 Mobileお試し端末」としては、もってこいではないでしょうか。
ある程度使っていきたいという想定ならば「KATANA 02」を、とにかく安く抑えたいというならばこの「WPJ40-10」を、お試し端末として私は推奨したいですね。