通話録音機能が使えるかどうかには、条件がありました

 昨日の記事で、「Windows 10 Mobile は標準で通話録音機能を備えています」と書きました。はい、それ自体は正しいのです。ですが、使用するためには条件がありました……。全機種で使える機能、というわけでは、ありませんでした……!

 

◆条件 #とは

 下記2つの条件を満たす場合に使用可能なようです。

1.CPUが「Snapdragon820(MSM8996)」「Snapdragon617(MSM8952)」「Snapdragon210(MSM8909)」のいずれかであること(2016年12月現在)

2.対応したファームウェアが適用されていること(Qualcomファームウェアに依存する)

※マウスコンピューターの平井さんからTwitterでご指摘いただきました。誠にありがとうございます。

//platform.twitter.com/widgets.js

 とのことで。
 2は詳細が不明ですが、いずれにせよ、1の条件を満たしている必要があります。このため、該当のCPUを搭載していない機種では通話録音機能は使用できません。昨日の記事では、さも全機種で可能なような記載をして誤った情報を発信してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 

◆で、結局どれがOKでどれがダメなのか

 手持ちの端末(国内発売機種)で確認した限りでは、次の通りでした。機種名と、括弧内はSnapdragonのナンバーです。

【通話録音が可能な端末】
 ・HP Elite x3 (Snapdragon820)
 ・NuAns NEO(Snapdragon617)
 ・KATANA 02(Snapdragon210)
 ・geanee WPJ40-10(Snapdragon210)
 ・DG-W10M(Snapdragon210)

【通話録音ができない端末】
 ・MADOSMA Q501(Snapdragon410)
 ・EveryPhone(Snapdragon410)

【手持ちの中で確認できなかった端末】
 ・KATANA 01(久々に電源ONしたらクラッシュして起動しなくなった)

 手持ちにはありませんが、Snapdragon617を搭載する「MADOSMA Q601」と「VAIO Phone Biz」もおそらく対応していると思われます。多分ね。きっとね。めいびーね!

 KATANA 01の突然の死!にはビックリしましたがまあ置いといて(あとでWDRT試してみますけど)、上記のような結果でした。先に紹介した条件の1に見事に該当していますね。思い入れの深いMADOSMA Q501が対応していないCPUだったというのは残念ですが、既に1年半ほど前の端末ですし、仕方ないと割り切れますね。

 今後発売されるCPUや搭載端末がどうなるかはわかりませんが、現時点では対応していない機種も存在するのでご注意ください。

 

 誤った情報発信してしまい、大変失礼いたしました。

[訂正あり]:Windows 10 Mobile は標準で、通話録音機能を備えています。

 出来る、出来るのだ……!

2016/12/05 追記:
 本機能について、全機種で使用可能なわけではありませんでした。
 あまり検証しておらず(HP Elite x3とNuAns NEOのみで確認)、誤った情報を発信してしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 後ほど、追って訂正記事をアップする予定です。 ⇒ 「通話録音が使えるかどうかには、条件がありました」をアップしました。

(追記ここまで)

 

 ということで、Windows 10 Mobileは標準で通話録音機能が搭載されています。が、フィードバックやらなんやらを見ていると、気付いていない人もそこそこいらっしゃるようです。確かに、設定しないと有効にならないうえに、ちょっとわかりにくいところに設定があるので、気付かないのも仕方ないのかもしれません。
 なので、今回はその設定方法と使い方をご紹介。

※本記事は Windows 10 Mobile / Windows Phone Advent Calendar 2016 の4日目の記事です。

 

◆まずは設定

 設定は、OS側の設定を行います。
 アプリ一覧などから設定を開き、システム > 電話 とアクセスします。あるいは、「電話」アプリを起動し、画面下部のメニューから設定を開き、「電話のその他の設定を変更する」からでも同じ画面にアクセスできます。

(↓の画像は、電話アプリからたどっていく順番です)

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 設定画面の下のほうに「既定のアプリ」という欄があります。
 そこにある「アプリを選択」のメニューをタップします。

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 「録音した通話の管理に使うアプリを選びます」という欄があり、そこがなしになっていると思います。この状態だと、通話録音が使えません。ここを選択し、OS標準アプリである「ボイスレコーダー」を選びましょう。

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 これで設定は完了です。

 

 

◆ろくおん!

 というわけで、早速機能を使ってみましょう。
 通話録音が可能になると、通話中の画面にボタンが増えています。下記、左の画像が設定前の通話画面で、右の画像が設定後のものです。

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 赤枠の位置に「録音」ボタンが出ていますね。
 通話中にこのボタンを押すと、録音が開始されます。ただし、録音開始前に下記のような注意書きが表示されます。毎回出てくるのは鬱陶しいため、事前に内容を読んで理解したうえで、「次からは表示しない」のチェックをつけておけば、次からは表示されません。

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 録音中は、録音ボタンが点灯するのと、画面上部にも表示されています。録音を終了する場合は、もう一度録音ボタンを押せば終了します。

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◆録音した内容を聞く

 録音したアプリは、ボイスレコーダーアプリから確認可能です。

 ボイスレコーダーを起動したら、画面上の「表示中 サウンドレコーディング」となっているところをタップして、「通話レコーディング」に切り替えます。

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 するとフィルターが切り替わって、通話録音したものの一覧が表示されるようになります。これを選択すれば録音した通話の内容が聞こえます。

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 また、電話アプリのメニューにも「録音された通話」が追加され、こちらからも直接ボイスレコーダーにアクセスできます。

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 というわけで、Windows 10 Mobileでの通話録音機能の使い方のご紹介でした。本内容はそのうち(強調)、他のTIPSとあわせて一纏めにしたページを作ろうと思っています。そのうち(繰り返し)。

 本機能については、設定の存在に気付きにくい要素なので、出来ればOSで最初から設定しておいてほしいところですね。というわけで、そんなフィードバックがありますので、ご賛同いただける方は同意票をよろしくお願いします。(W10M端末からこのリンクをクリックすることでフィードバックにアクセスします

 

 

 というわけで、Windows 10 Mobile / Windows Phone Advent Calendar 2016、4日目の記事でした。次は @masak さん、お願いします。

Windows 10 Mobile Insider Preview 14977.1000 が配信開始されました

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 日本時間で、12/2のAM3時より、Insider Previewの最新版である「14977.1000」の配信が、Fast Ring向けに配信開始されました。前回の更新が11/10の「14965.1001」でしたから、3週間ほど間が空いたことになります。

 今回の更新内容についてはいつも通り公式ブログで確認できます。

 先に書いておきますが、今回の既知の問題として言語パックの追加インストールは行わないように案内が出ています。注意しましょう。

 

 今回のバージョンはMobile向けのみの更新となっており、案内内容もMobile向けの内容だけです。主な機能追加としては、

・EPUBファイルをEdgeで読み取り可能に

 なったようです。フォントサイズを変えたり背景をセピアなどに変えたり、また単語をCortanaで検索できたりなどするようです。残念ながら私は電子書籍にはあまり明るくなく、EPUBファイルも所持していないので確認できませんが、該当する方は是非とも試してみて、そしてフィードバックを送りましょう。

 

 その他、修正された不具合情報などについて、今回はかなり長いので引用は控えます(手抜きとも言う)公式ブログで確認できますのでそちらを見て頂くとして……。UWPアプリのレンダリングに関する修正、アラームの修正、通知の修正、Edgeのタブに関する修正、etcetc…。
 既知の不具合としては、先に挙げたように追加言語パックのインストールをしようとするとダメなようです(リカバリが必要になる?)。また、Lumia 550や650などの8GBストレージの端末では今回のビルドに更新できない、システム関連のトースト通知が機能しない(例:BluetoothやUSB通知等)といった問題があるようです。

 「14971」がPC向けにしかなかった分、今回の「14977」ではMobile向けに多くの修正が入っているようです。Fast Ring設定者は人柱として積極的に使い込んで、どんどんフィードバックを送っていきましょう。

HP Elite x3のファームウェアアップデートが配信中

 最近、また仕事が忙しくなってきてブログ更新が滞りがちですが、生きてます。御機嫌よう。
 師走の時期って、本当に、毎年忙しくなりますね……。

 

 

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 さて、そんなこんなで11/23の勤労感謝の日に、HP Elite x3向けにファームウェアアップデートが配信開始されました。今回の更新で、バージョン番号は「0002.0000.0014.0100」から「0002.0000.0018.0105」へ更新されました。

 今回の変更内容詳細は、はっきりしたソースはありませんが、海外記事を見ている限りでは内部的なバグフィックスやパフォーマンス改善だけのようです。ただ、アクションセンターを開いた際に、無効になっているほうのSIMスロットの状態もテキスト表示されるようになっているようです。
 具体的には下記画像の通り。

 

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 1枚目が更新前のもの、2枚目が更新後のものです。
 私の端末は「SIM2スロット」にのみSIMカードがささっており、1枚目の画像ではSIM2の情報だけが表示されていますが、2枚目の画像では無効なはずのSIM1の情報が表示されています。
 だから何?と言われると困りますけども。

Windows 10 Mobile Insider Preview 14965が配信開始されました

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 末尾は多分「.1000」です。(バッテリー不足で書いてる時点ではまだ未適用で確認できてませんが)

 11/10より、Insider Previewの最新版である「14965」の配信が、Fast Ring向けに開始されました。同日には先ほど記事にした月例更新も来ているので、あわただしい感じがしますね。

 更新内容はいつも通り公式ブログで確認できます。
 今回は主にPC向けの更新内容がメインとなっており、Mobile向けは、以下に引用する不具合修正となっているようです。

Other improvements and fixes for Mobile

・We fixed an issue where, when using Cortana in French (France or Canada), the “Prendre une <photo/video/selfie>” (take a picture, video, or selfie) command was redirecting to a Bing search rather than opening the Camera app as expected.
・We fixed an issue resulting in Cortana crashing if you typed “Create an appointment” then tapped on the resulting suggestion to “Create an appointment”.
・We improved the performance for English (India) text prediction.
・We fixed an issue in Data Usage Settings, where after selecting the data plan to be unlimited, it would still prompt to set a limit. We’ve also made it easier in the Data Usage Settings for those with dual SIM phones to differentiate between the cellular data use on each SIM, and fixed a few other polish issues, including that the sort by dropdown on the Usage Details page was unexpectedly wide.
・We fixed an issue where Narrator wasn’t giving feedback when adjusting sliders, for example in Settings, or in the Volume flyout.
・We fixed a migration issue resulting in Microsoft Edge to fail to launch for some Insiders after updating to a new build.

公式ブログより引用

 今回のビルドでも、まだ追加言語のインストールは出来ない状態が続いていますのでご注意ください。

 

 

 また、先日からですが、Insider向けに2016年11月度のBug Bashがはじまっています。フィードバックHubのクエストを開くと確認できます。(Insider Preview以外の端末からでも見えますが)

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 内容は、PC向けのものもあるためMobileでは実行できない項目などもあったりしますが、基本操作を行うものがほとんどです。また、一部が日本語化もされているようです。何かバグが見つかったら、積極的にフィードバックを投げるようにしましょう。

月例更新、Windows 10 Mobile 14393.448の配信

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 11/10より、Windows 10 Mobile 正式版の「14393.448」が公開開始されました。月例更新ですので基本的には不具合修正やセキュリティ向上がメインとなっており、主に新機能の追加は行われていません。

 いつも通り、現時点ではまだ英語版の案内しか出ておりません。また、内容としては「41393.447」向けのものがPCに先行公開され、Mobile向けにもきたものが448となっているようです。
 14393.447の主な更新内容を以下に引用します。(PC向けの内容も含まれます)

November 8, 2016?KB3200970 (OS Build 14393.447)

This update includes quality improvements and security updates. No new operating system features are being introduced in this update. Key changes include:
・Improved the reliability of multimedia audio, Remote Desktop, and Internet Explorer 11.
・Addressed issue that prevents users from connecting to a virtual private network (VPN).
・Addressed issue with a scheduled task that doesn’t run in Task Scheduler after reenabling.
・Addressed issue to update the Access Point Name (APN) database.
・Addressed issue with Japanese characters that are missing when converted by the Input Method Editor.
・Addressed issue with the system tray showing no Wi-Fi connection even when Wi-Fi is present.
・Addressed issue with Windows devices that disconnect from the Internet prematurely before users can complete their paid Wi-Fi purchase.
・Addressed issue to update the new Belarusian ruble symbol to Br and the new ISO 4217 code to BYN.
・Addressed additional issues with multimedia, Windows kernel, packaging release management, authentication, Microsoft Edge, Internet Explorer 11, Remote Desktop, Active Directory, wireless networking, Windows shell, graphics, enterprise security, and Microsoft HoloLens.
・Security updates to Boot Manager, Windows operating system, kernel-mode drivers, Microsoft Edge, Internet Explorer 11, Microsoft Virtual Hard Drive, Common Log File System driver, Microsoft Video Control, Common Log File System driver, Windows authentication methods, Windows File Manager, and the Microsoft Graphics Component.

Windows 10 Mobile Insider Preview 14959.1000が配信開始されました

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 日本時間の11/4 AM2時より、Insider Previewの最新版である「14959.1000」の配信が、Fast Ring向けに開始されました。

 更新内容はいつも通り公式ブログにて。今回、特に見た目的に目立った新機能は無いようですが、今回のビルドから「UUP (Unified Update Platform)」という仕組みが導入されたようです。

 

◆Unified Update Platformとは

 簡単にざっくりと言ってしまえば、今後のOS更新を完全なイメージ配布によるものではなく「差分アップデート」にすることによって、そのダウンロード容量を大きく減らし(35%ほどカットされるそう)、また内容によっては2回更新を行わないといけなかったような場合も、今後は1回にでまとまって更新可能になる、とのことです。
 より詳細な内容は公式ブログの下記記事にて説明されています。英語ですが。英語ですが。
 ■ Introducing Unified Update Platform (UUP) – 公式ブログ

 今回の更新ではこの仕組み導入がメインのようです。なので、前述の通り見た目的には特に変更はありません。ただしこの仕組みの導入により、今後の更新で何かしらバグ等が発生するリスクは大きく高まると思いますので、その辺りは覚悟しておきましょう。
 まあ、それを検証するためのInsiderですからね。不具合上等、ばっちこーい。

 

 

 他、細かいバグ修正等も行われています。また、前回のビルドに引き続き、新しい言語の追加インストールは出来ないままです。このあたりにも注意しておきましょう。

HP Display toolsが日本語環境でも起動可能になりました

 先日の記事で紹介したHP専用アプリの一つ、「HP Display tools」。これの問題点として日本語環境では起動できないというものがありました。

 が。

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 11/3にアプリの更新(1.0.24.0)があり、無事に日本語環境でも起動するようになりました

 

 

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 起動すると、今回の更新で日本語化も行われていることがわかります。しっかりとローカライズされている点には好印象を受けますね。元々簡単な英語だったから特に困りませんでしたが。(一部わかってなかったけど)

 何を間違えていたかというと、本アプリがContinuum時以外は設定いじれるだけだと思っていた部分です。画面暗転オプションはContinuum中じゃなくても動作します。なので、Lumiaシリーズの「Glance Screen」機能のように、画面暗転させながら時計だけ表示させたい、という場合にも使えるツールになっています。
 とはいえど、実際にロック状態になっているわけではないので、Glance Screen機能よりはバッテリー消費が激しいと思われます。どの程度かまでは特に調べたわけじゃないですけど。

 

 

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 画面右上の「…」をタップすると、いくつかメニューが表示されます。「ディスプレイの設定」はOS標準のディスプレイ設定を呼び出します。「初期値にリセット」は名前のまんまで、「ヒント」は起動1回目のときに出てくるヒント画面を表示します。
 「設定」を開くと、右側の画像のようになります。これをONにしておくと、Continuum開始と同時に自動的に本アプリが起動してきます。これは便利なので、ぜひともONにしておくべきですね。

 

 

 

 

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※この写真は前回の使いまわしなので英語のままです

 というわけで、Continuum時に本体側ディスプレイが焼き付くことの心配が、これで解消しました。思いのほか早く日本語対応されたので驚きましたが、その分HP社の力が入っているのだなと感じられて、うれしい誤算ってやつですね。

SoftBank 503LV、11月11日より販売開始が決定

 7月に発表され、10月下旬を目途に発売するとされていたSoftBank 503LVの発売日が、いよいよ11/11に決定したようです。

 

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※画像はプレスリリースより引用

 11/1にソフトバンクがプレスリリースを発表し、11/11より発売開始することを明らかにしました。法人向けとはいえど、これで3大キャリア全てがW10M機を取り扱う形となります。

 当初から発表のある通り、本機は法人向け端末として扱われます。そのためなのかはわかりませんが、プレスリリース内で販売価格については触れられていません。また、個人が何らかの形で購入できるかどうか、についても特に言及はありません。

 3大キャリアではそれぞれ、

・docomo:VAIO Phone Biz
・KDDI:HP Elite x3
・SoftBank:SoftBank 503LV

 という形でW10M端末が提供される形となりましたが、このうちVAIO Phone BizとHP Elite x3はメーカーからの直販があるため個人でも入手は容易ですが、SoftBank 503LVはメーカー(Lenovo)直販がないとされているため、難しいと思われます。

 

 以前も紹介していますが、スペックとしてはCPUにSnapdragon 617を搭載しており、無線のContinuumに対応しています(有線は非対応です)。RAMは3GB、ストレージは32GB+microSDカード対応、5インチのTFT液晶を搭載しており外寸は幅71.4mm、高さ142.4mm、厚さ7.7mmとなっています。
 スペック的にはMADOSMA Q601やVAIO Phone Bizに近く、それよりも小型(Q601は6インチ、VAIO Phone Bizは5.5インチ)で軽量、という点は中々に魅力的です。
 欠点をあげるとするならば、バッテリー容量が2250mAhと少な目なところでしょうか。あと宗教上の理由によりLenovoやSoftBankがイヤ、という人には向かない端末です。

 

 

 これで国内のW10M機は14機種目となります。苦境が続く世界情勢に真っ向から逆行している感あふれる情勢となりました。が、シェアという面ではまだまだ低く、またコンシューマー向けには厳しい状況が続いています。
 一方でビジネス向けには注目が集まり始めており、MSもビジネス向けに注力するという旨の発言をしています。私個人としてはコンシューマー向けをあきらめるつもりはありませんが、そちらから状況を打破していく展開になっていくのでしょうかね。

 

 

W10M第二世代

W10M第一世代

※前々から貼ってる↑の一覧表、まさかこんなに端末出るとは思ってなかったので画像で貼り始めてきましたが、そろそろ何か別の方法にしようかなぁ(今更)

HP Elite x3が届きました(その5)

 今回でこのシリーズも最後。

 

◆キャリアアグリゲーション

 HP Elite x3はキャリアアグリゲーション(以下CA)に対応しています。CA利用可能なエリアに入ると通信速度が高速化するため、快適なモバイルライフを体験できるでしょう。多分。
 ……しかし、私はCA対応端末を手に入れたのは今回が初だったのと、そもそもCAはau網しか対応してないんじゃない?と勝手に決めつけていたため、購入後全く気にしていなかったのですが。ふと、通信中のアイコンを見ると、何やら見慣れぬ表記がありました。

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 LTE+
 プラスってなんやねーん、と思って検索したら、先駆者の方のブログ記事が見つかりました。そういえばVAIO Phone BizもCA対応機でしたね。
VAIO Phone Bizで「LTE+」という文字表記は何?意外となんとかなる日記

 気付いてから見てみると、私の場合、職場近辺なら頻繁にLTE+表記になっていることがわかりました。自宅はダメっぽいです。HP Elite x3にはIIJのSIM(タイプD……要はdocomoSIM)を刺して使っているんですが、ちゃんとdocomo網でも大丈夫なんですね。勉強になりました。

 

 

◆HP専用アプリ

 HP Elite x3には複数のHP専用アプリが含まれています。アプリ名の頭に全部、「HP」とついているので、Hのインデックスにまとまっているのですぐに見つけられます。

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・HP 12C Financial Calculator for X3

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 HPオリジナルの電卓アプリです。実機っぽさを再現したUIや、横表示にしたときに一気に多機能になるなど、実用性も兼ね添えています。

 

 

・HP AiO Printer Remote

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 HP製のプリンターと連携する専用アプリの模様です。ところが私、HP製の……というかプリンターを持っていないため、何も試せませんでした。残念!

 

 

・HP Device Hub

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 Elite x3のデバイスそのものに関する各種情報が確認できます。このアプリの「規定」メニューの中に、技適マークが存在しています。他機種はOS設定のExtrasの中にあるものばかりだったので、「あれ、こいつ技適マーク表示できなくね!?」と一瞬焦ったのは内緒です。内緒ですよ。

 

・HP Display Tools

 これは後述します。

 

・HP Mobile Hardware Diagnostics

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 デバイスに対してハードウェア的なテストなどが実施できます。たとえば表示に関するテストでは、画面のピクセル表示に異常が無いかを、赤緑青の表示を行ってチェックしたり、タッチの効かない場所がないかをチェックしたりできます。
 何かデバイスに異常が感じられたら、ここでテストしてみるといいかもしれません。

 

・HP Picks

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 よくわかりません。
 ストアへのリンクになっているようで、起動すると↑の画面になるのですが、そこで表示されるアプリが、おそらくHPがオススメする~的なものなのでしょうが、内容を見ても「うーん?」となるだけでした。試しに英語にしたり海外リージョンに変えたりしてみましたが、結果は一緒でした。うーん?

 

・HP Workspace

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 こちらのアプリは、ドック専用アプリとなっています。起動すると上記のメッセージが表示され、ドックとの接続を求められます。残念ながらデスクドックはまだ手元にないため、現在は試せないですね……。まああったとしても、HP Workspace(クラウドサービス)の登録はしてないので、結局試せないんですけどね、HAHAHA!

 

 

◆Continuum時に便利!「HP Display tools」※

 さて、Continuum機能を使ったことのある人ならお気づきかと思いますが、Continuumは接続中はモバイルデバイス本体の電源がONのままじゃないと切断されてしまいます。これは電力消費がその分激しくなるのもそうなんですが、Elite x3のような有機EL端末の場合、画面の焼き付きという恐ろしい事態を招きかねない、由々しき問題です。
 私も過去に有機EL機種を3つほどメイン機として使用しましたが、そのいずれもが焼き付きを起こしてしまいました。原理上、有機EL端末では避けて通れない問題であり、故に私は有機ELを好ましく思っていないのですが……。

 しかしそこは流石のHPさん。(突然のヨイショ)
 この問題への対策としてHPが用意したのが、さきほどは説明を省いたHP Display toolsです。こちらのアプリは、Continuum中に起動(※)すると、なんとその間、本体を消灯状態にしてくれるのです!

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 非Continuum状態でも一応起動は出来ます(※)。起動すると設定だけ可能な状態です。そしてこのアプリをContinuum中に起動させると……。

 

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 このように、画面の一部に時計だけを表示する状態となります。この時計表示の位置はランダムに切り替わっていくため、これならば焼き付きの問題もほぼ心配ありません。そしてほぼ消灯に近い状態(実際には、真っ黒い画面を表示しているだけに近いため、スクリーンショット等の撮影は可能)なので、バッテリー消費も小さく抑えられます。

 

※ただしこのアプリは日本語環境では起動すらしませェン!!!

(言語を英語にすれば起動できます)

 

 致命的……!
 唯一にして最大のその欠点、あまりにも致命的……ッ!!

 

 このアプリが日本語環境でもちゃんと起動するように、HPさんには早急にアップデートをお願いしたいところです。ほんとお願いします。マジお願いします……。先日紹介したダブルタップの設定アプリは日本語化したので、これもそう遠くないうちに対応されると、信じています。

(ただ、まぁ、Insider Preview14946で、本体とContinuum画面側のタイムアウト設定を別々に出来るような機能がOS側で追加されたので、それがRS2まで待たずとも正式版に来てくれるなら解決なんですが)

 

 

 

◆総合的な使用感

 とても満足しています。
 まず、バッテリーの持ちが尋常ではありません。普通に使用していてもNuAns NEOよりも長持ちします。それは、バッテリー搭載量がNEOが3350mAhに対してx3は4150mAhもあるのだから当然なのですが、数値以上に長持ちしているように感じます。特に、未使用時の消費量が圧倒的に少ないのです。置いとくだけなら、丸一日たっても10%くらいしか減ってなかったのを見たときは驚愕しました。
 そしてW10M初の指紋認証機能搭載機でありながら、感度は良好で反応速度も十分な速さです。強いて言えば認証機の位置がやや上のほうにあるため、若干指が届きにくいくらいでしょうか。
 また、先日カメラ画像を載せたときには画質とか撮れ方のほうにしか言及しておりませんでしたが、「オートフォーカスに難あり」という状態でした(書き忘れてた)。この問題は各機種で発生しており、MADOSMAやNuAns NEOはファームウェアアップデートによってある程度改善を見せております。Elite x3も、先日のファームウェアアップデートによって、オートフォーカスに関しては劇的に改善しました。

 しかし難点が無いわけでもありません。
 まずは先にも述べた通り、有機ELのため焼き付きが怖いです。私なんかは同じ画面を長時間表示しっぱなしにしておくことが多いため、UIのボタン部分などが焼き付きやすいです。そのためビクビクしながら使用しています。
 そして、意外と重いです。本機は194gほどあり、大きく薄いからある程度は体感的には緩和されているといえど、やはり重いです。少し持ってる分にはさほど感じませんが、長時間手で持ってると、次第にずっしり感を感じてきます。
 最後に……やっぱり6インチはでかい!でかい!! 私は他の人より手は大きいですが、それでも大きいと感じます。片手持ちは完全に諦めてくださいレベルです。せめて5.5インチなら……!

 ですが、やはりW10M最高のスペックを誇るだけはあり、とても安定しています。今までの機種で感じていた、ところどころの引っかかりは本機ではあまり感じません。また動作も当然ヌルサクなんですが、安定感がかなりあります。別タスクを大量に立ち上げたままでもさほど気になりません。「これがスペックの差か……」と感じずにはいられません。(特に、IMEが落ちおる問題がまだ一度も発生してないのです。ただの偶然でしょうか……?)

 

 当然、このスペックですので値段は高めです。ですが、絶対価格としては高いですけどスペックに対しては十分な価格設定であり、むしろ某端末のように10万越えすら覚悟していたのもあって、お得に感じられます。
 W10Mになって、低スペック機では動作が重いところも目立つようになってしまいました。そのため、今後はAndroid機のようにある程度はスペックが求められるようになっていくと思われます。本機はそんなW10M端末の中で、間違いなく現状最高峰の仕上がりになっているでしょう。
 そのスペックをフルに生かしたアプリが……そしてコンシューマー向けを狙っていくためにも、ゲームアプリがもっと増えてくれるといいんですけどね。スクフェスとかスクフェスとか、あとスクフェスとか。