以前より何度かこのblogでも取りあげている「FZ-E1」。搭載OSはWPそのものではなく、「Windows Embedded 8.1 Handheld」を搭載しており、そのOSはWPを基にしたものであるということは、今までにも言及してきた通り。
間もなくサポート切れとなるIS12T(WP7.x系)の代わりというには購入のハードルがあまりにも高すぎることは、皆さんご周知の通り。
7月下旬に出荷開始とアナウンスされていたこいつに、ついに動きがありました!
以前より何度かこのblogでも取りあげている「FZ-E1」。搭載OSはWPそのものではなく、「Windows Embedded 8.1 Handheld」を搭載しており、そのOSはWPを基にしたものであるということは、今までにも言及してきた通り。
間もなくサポート切れとなるIS12T(WP7.x系)の代わりというには購入のハードルがあまりにも高すぎることは、皆さんご周知の通り。
7月下旬に出荷開始とアナウンスされていたこいつに、ついに動きがありました!
WP7のサポート切れが、いよいよ目前まで迫ってきました。(強調)
そういえば、WP7で不評だった部分がWP8になって色々と改善されているというのは今までもお伝えしてきた通りですが、意外と改善されていることに気付いていない人が多かったものが一つあります。
それは――「バックグラウンドタスクで実行されるアプリを2週間以上起動しなくても、タスクが停止されなくなった」ことです。
WP7では、ライブタイルのアプリが14日間起動されないでいると、ライブタイルのバックグラウンド更新は止まってしまう仕様でした。(サーバーから情報がPushされて更新されるタイプのものは大丈夫ですが、アプリ自身がバックグラウンドタスクで定期的に更新されるタイプのものはそういう仕様です)
これはアプリ開発者ならばわかっていることですが、ユーザーからすれば、どのアプリがPushによって更新されるものでどのアプリがバックグラウンドタスクで更新されるものなのか、わかりにくかった(※)ので、気が付いたらライブタイルの更新が止まっていた……なんてことが結構多かったと思います。
また、わかったとしてもたまに起動してやる必要があるというのは、地味に面倒くさく、折角のライブタイルの強みを削いでいたと思います。
※バックグラウンドタスクで動作するアプリの一覧は、 [設定] > [アプリ] > [バックグラウンドタスク] から一応確認できますけど……
具体例としては、私の作ったアプリに「でんりつ」というものがあります。これは、設定のバックグラウンド更新をONにすることで30分おきにデータを取得しに行き、東電の電力使用率をタイルに表示するというアプリです。
こいつをONにしてやれば、以後勝手にタイルを更新するので、アプリを起動しなくても東電の使用率がタイルだけでわかるようになる、という趣旨のアプリなのですが、バックグラウンド更新をONにしていても2週間アプリを起動しないでいると、この更新がOSによってOFFにされてしまう……というものです。
これが、WP8になってからは廃止され、一度バックグラウンドタスクとして登録されたあとは、基本的には勝手にOFFにされることはなくなりずっと更新され続けるようになりました。便利になりましたね!
この変更点、私は年明け前後くらいにようやく気付いたのですが、周囲の開発者に聞いたところ気付いていない人のほうが多かったので、今回記事にしてみました。多分、WP7のときの仕様が印象強く残ってしまっているからでしょう……不便でしたからね、ユーザーにとっても開発者にとっても。
きっと他にも、地味に改善された点があると思われます。
WP8になったときに改善されたものや、8.1になったときに改善されたものなど、見つけてインパクトが大きそうなものは、またこうやって記事に取り上げていきたいですね。
頭を知識で一杯にするためには、まず空っぽにしなければならない。
―― 練達の魔術師バリン
ブログ更新をさb……忙しくて滞っている間に、WP8.1のDeveloperPreview(以下DP)はおろか、それの正式版と8.1 Upd(GDR1?)のDPまで来てしまいました。なんだこのスピードは! ※1
大分出遅れた感満載ですが、ここで一つ8.1とUpd1をそれぞれ確認していってみようじゃあありませんか。
……尚、変更点が多岐にわたるため、今回は主に使用者側にとっての変更点がメインです。うらっかわでは開発者向けにかなーーーーーーーり大きく変更が入っていますが、そこは割愛します。
FZ-E1が中々発送されずに悶々とした日々を過ごされている皆さん、「いやFZ-E1買うとか無いわー……」と若干引き気味の皆さんも、御機嫌よう。OD-10Zです。
中々FZ-E1が来ないですが、そうしている間にもCyanアップデートはゆっくりですが順調に、対象機種が拡大しています。
中には、「俺はDeveloper Preview(以下DP)を適用していたからCyanが来てなくても平気だぜ」、と強がっている方もいらっしゃるかと思います。しかし、CyanはOS8.1へのアップデートと、各機種ごとのファームウェアアップデートが含まれた1パッケージです。可能な限り当てておくべきでしょう。
しかし、実はDPに直接Cyanを当てると、ある条件(※1)を満たしたときに文鎮化するという致命的な不具合が見つかっているため、当分の間はDPに直接Cyanを当てることは出来ません。MSがいつ配布を再開するか不明です。(※2)
※1:DPでBitlocker暗号化を有効化していた場合。尚、企業アカウント利用時のみ設定可能。
※2:一応修正完了後に再開するとは言ってるそうですが、DPですし、切り捨てられる可能性は十分ありますので期待しないほうがいいかも?
そのため、DPを適用した端末にCyanを当てるには、一度8.0へリカバリする必要があります。リカバリは端末オンリーでは出来ず、PCに接続して専用ツールを使用する必要があります。ここではそのツールの使い方をかる~~く紹介しておきます。
尚、Cyanアップデートが自分の端末に対象になっていることが大前提です。また、リカバリなので当然、端末の設定やデータ等は全て消えますので、ご注意ください。
(Cyanアップデートの状況は コチラ からご確認ください)