※SDカード自体の入れ替えについては、「SDカードを交換する方法」をご確認ください。
MADOSMAのように本体容量が小さい端末の場合、アプリをSDカードにインストールしておくことは有効な対応方法です。しかし、SDカードに音楽や動画なども大量に入れ始めると、SDカード自体の容量アップをしたくなることがあります。
音楽や動画などのファイルは、PCに端末を接続してエクスプローラーからコピーすればいいのですが、SDカードにインストールされているアプリは、PCのエクスプローラーからでは参照できないため、別の方法で移動させる必要があります。
手順はおおざっぱに、
SDから本体へアプリを移動 > SDカードを交換 > 本体からSDカードへアプリを移動
となります。
◆SDから本体へアプリを移動する
設定 > ストレージセンサー を開きます。
SDカード > アプリ+ゲーム を選択します。
SDカードの中にインストールされているアプリの一覧が表示されます。ここから、移動させたアプリを選んで本体側へ移動させていくことになります。
個別に移動させる場合は、該当のアプリをタップして選択します。
詳細画面に「電話に移動」のボタンがあるので、これを押すだけです。しばらくすると移動が完了します。
一括で移動させる場合は、アプリ一覧が表示されているときに画面下部の「選択」ボタンを押します。すると、アプリが複数個指定出来るようになります。すべてのアプリを移動させる場合は最上部の「すべて選択」を選びましょう。
選択が終わったら、最後に「移動」ボタンを押します。確認メッセージが表示されるので、問題なければ「はい」を押せば、移動が開始されます。
アプリの個数や容量にもよりますが、移動には少し時間がかかりますので、しばらく待ちましょう。
◆SDカードを交換
詳細は「SDカードを交換する方法」をご確認ください。
◆本体からSDカードへアプリを移動する
SDカードの交換が済んだら、今度は電話本体からSDカードへアプリを移動しなおします。基本的な手順はSDカードから移動させたときと、ほとんど変わりません。
先ほどと同じように、設定 > ストレージセンサー を開きます。そして、今度はSDカードではなく「電話」を選択します。
「アプリ+ゲーム」を選択して、電話の中にインストールされているアプリ一覧を表示します。
個別に移動する場合、やはりSDカードのときと同じように1つずつ選んで移動させることになります。一括で移動させる場合は画面下部の「選択」ボタンを押して「すべて選択」をします。
しかし、このとき一部のアプリが選択できないことにお気づきでしょうか。
「ミュージック」や「OneDrive」などのこれらはOS標準機能として必要とされているアプリなので、SDカードへの移動が出来ないようになっています。
選択が終了したら、移動ボタンを押します。
やはり同じように確認メッセージが表示されますので、「はい」を押してSDカードへの移動を開始します。このとき、やはり移動完了まで少し時間がかかりますので、しばらく待つようにしましょう。
尚、このとき下図のようなメッセージが表示されることがあります。
これは、アプリによってはSDカードへのインストールを許可されていないものを選択した場合に表示されます。SDカードへの移動が出来ない分については本体に残すしかありません。
アプリの移動が完了すれば、これでSDカード間でのアプリ移動は完了です。
◆アプリを入れ過ぎていて、本体の容量が足りない場合……
例えばゲームなどの容量の大きなアプリを大量にインストール済みで、本体の容量が足りない場合、どうすればいいでしょうか。
その場合、まずは本体の容量を出来るだけ空けておいてもらったうえで、容量が収まる範囲で個別に(最悪の場合1つずつ)本体に移動させて、SDカードを交換して、新しいSDカードに移動しなおす、という方法で地道に移動させることになります。
ピンバック: Windows Phone 8.1でのSDカードの交換~アプリの移動方法 – 熊小屋別館