いわゆる「IYH」ってやつ。
◆Xperia 5 SIMフリーモデル
ご存知の方も多いと思いますが、Sonyが出しているAndroidスマートフォン「Xperia 5」は2019年冬くらいに各キャリアから発売されました。が、つい先日、それのSIMフリー版を国内でも8/28に発売すると急に発表がありました。最初は買うつもりは無かったんですけど、日に日に欲しさが高まってきてしまい、ある晩に 酒を飲んでた勢いもあって 衝動的に注文してしまいました。
最初はSony公式ストアで注文したんですけど、おとどけ予定日が10月と出てきて面喰い、ヨドバシカメラでの予約注文に切り替えました。そのため、Sony公式の保証サービスである「Xperiaケアプラン」には未加入です。
SIMフリー版のXperia 5の主なスペックは以下の通り。（詳細が知りたい人は公式ページをどうぞ）
| OS | Android 10 （何故か公式サイトに記載なし） |
| CPU | Snapdragon 855 |
| メモリ | 6GB |
| ストレージ | 128GB + microSDカード対応 |
| モニター | 6.1インチ（ノッチなしパンチホールなし） 有機EL Full HD（1080 * 2520）、21:9の縦長モニタ |
| 端末サイズ | 高さ：158mm 横幅：68mm 厚さ：8.2mm 重量：164g |
| カラー | ブラック、グレー、ブルー、レッド |
| カメラ | リアカメラ トリプルレンズ ・52mm 望遠 約1220万画素 / F値2.4 ・26mm 標準 約1220万画素 / F値1.6 ・16mm 超広角 約1220万画素 / F値2.4 フロントカメラ ・約800万画素 / F値2.0 |
| バッテリー | 3140mAh |
| その他 | 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X)対応、USB Type-C、おサイフケータイ対応、指紋認証あり、nanoSIM、イヤフォンジャック無し |
キャリアモデルよりも内蔵ストレージ容量が増えていたり、SIMフリー版にはワンセグがついてないなど仕様の差がある模様。容量多いほうが助かりますしワンセグは使わないしで、私にとってはメリットしかないですね。問題は有機EL液晶なことでしょうか……。どうしても「焼き付き」が気になってしまうのですが出来れば避けたいんですけれども、さて。
◆開封、同梱物
では開封していきます。といっても、端末自体は去年のものですから特に目新しくもないので、あっさりと。
ちなみに、写真を見ればわかりますがグレーのモデルを購入しました。
外箱は真っ白で中央に大きくXperia 5の文字。あけるとすぐに本体がお目見えします。本体を取り出してほかの同梱物を確認すると、説明書、保証書、スタートガイド、そして3.5mmイヤフォン変換ケーブルだけといったシンプルな内容。端末を何台も買っているとケーブル類がどんどん増えていくのが地味に困るのですが、Xperia 5には入ってなかったので個人的には助かりました。
本体の右側面に、音量ボタン、指紋認証、電源ボタン、カメラボタンがあります。U12+と違ってちゃんと押し込める物理ボタンですよォ！（それが普通） カメラボタンがついてる端末を買ったのは、ずいぶんと久しぶりな気がします。Lumia以来？
左側面にはSIMスロットがあり、指でそのまま引っ張り出せるようになってます。
端末上部には特に何もなく（マイクだかスピーカーだかの穴）、下部にはUSB Type-C用の端子と、スピーカー。
背面のカメラの右側あたりにNFCがあります。カメラレンズの部分は若干出っ張っているため、そのまま机の上に置くと水平にはなりません。水平にならないのはともかく、カメラレンズのとこに傷がつきそうで怖いので、出っ張ってるのはあまり好きではないですねぇ……。
HTC U12+と並べて撮影してみました。サイズはかなり近いですが、Xperia 5のほうが5mmほど横幅が狭いです。この5mmが意外と大きな差になっており、手で握ったときに感じる差は数値以上に感じます。
◆ファーストインプレッション
割と気に入ってますが、今後に不安があります。
まず気に入ってる部分ですが、その縦にやたら長いモニタです。買う前は正直「使いにくそう・・・」って思ってたんですが、いざ使ってみるとこれが、意外と快適。1画面に入る情報量が増えたことが、何故かやたら個人的にツボりました。
特にTwitterなんかはいいですね。私は割とスクロール早めで見ていくんですけど、縦長画面が相性抜群すぎてえらく捗ります。
あとこれは完全にただの好みですが、ミュージックプレイヤーも縦長になると意外とよかったです。見栄えがよき。
また、マルチウィンドウ機能もかなり捗ります。分割自体は他の端末でも出来ますが、この端末だと縦に長い分、縦使用のときに分割させても十分な広さが確保できます。キーボードを表示しても思ったよりも隠れたりしないため、使ってて気持ちいいですね。
そしてロック中の表示。ここも個人的にはGood。
U12+にもロック中に時計等を表示する機能はあり、Xperia 5にもありました。そしてXperia 5のほうは、曲を再生しているとアルバムアートと曲情報の表示もしてくれるなど、ちょっとおもしろいと感じる機能もありました。
しかし一方で、やはりどうしても使っているときに「焼き付き」しないか、という点が気になってしまいます。特にゲーム系のアプリや、動画視聴時などに気になります。
例えば動画ですと、アプリ自体が21:9などの比率でも問題なく表示できていても、動画自体がその比率になっていなければ、上野スクリーンショットのように両脇に枠が生まれてしまいます。動画という特性上、長く表示して見続けることになりますから、これは焼き付きがとても発生しやすいパターンです。
もちろん、アプリによっては拡大率を変えてモニタサイズにあわせることができるものもあります（VLCとか）が、それだと今度は一部が表示しきれなくなり、これもまた微妙なところです。
動画同様に、ゲームもやはり枠が出てしまいます。そしてゲームもまた、長い時間、表示しっぱなしになるアプリです・・・これもまた焼き付きと相性が非常に悪いです。
まあスクスタ君みたいにばっちり対応されてるゲームもあるわけですが。（しかしUI部品などがちょっと心配）
とはいえど、これらはすべて事前にわかってたことです。
ゲームアプリあんまりしない人や、長時間の動画を見たりしない人にとっては、さほど気にすることではないでしょう。私のように、焼き付きを気にするタイプの人は、やはり最初から有機ELの端末を選ばないようにするのが最も無難です。あるいはそれらコンテンツを楽しむときは別端末を使うというのも、ありかもしれません。
とはいえ、私がはじめて焼き付きを経験したのがもう5年以上前のこと。技術の進歩により今はそんなに神経質にならなくてもよいのかもしれませんので、しばらくはこのままXperia 5をメイン機にして生活してみたいと思います。まだ買ってから2日ですからね！
あとはカメラ性能なども確認したいんですけど、いかんせん、まだ買ってから数日しか経っておらず、外出も控えめなため、これは追々・・・ということでよろしくお願いします。
コノ世界ニ非ズ 