※あくまでも可能性、の記事です
明日、11/30には NuAns NEOが発表されます。また、FREETEL KATANA 01の発売日でもあります、先日にYAMADA電機のEveryPhoneが発売されたばかりだというのに、もう次の端末の話が出来るなんて、1年前では考えられなかったことですね。
※公式サイトより
さて、NuAns NEOはまだスペックなども全くわかっていない、未知のスマートフォンです。外見に関しては、上の公式サイトのスクリーンショットにもあるように、かなり独特なものとなっており、界隈で話題になったことを覚えています。
◆Continuumを示唆する?写真が、公式に
そして先日、その公式サイトが更新されており、下のような写真が追加して表示されるようになりました。
Windows 10 Mobile自体は右のほうに写っておりますが、中心近辺に見えるのはマウスと、キーボードと、そしてモニター。「Windows 10 Mobile端末」とこれらの組み合わせで真っ先に思いつくのは、Continuumですね。
そしてこの写真に関して、トリニティの公式ブログに記事があがっており、
>11月30日に向けて、ティザーサイトの画像も新しいものをひとつ追加しました。ご期待通り、私の右手でございます(笑)
という記述があり、この写真が何かの流用というわけではないことがわかります。わざわざ、このような配置の写真を用意して公式サイトに掲載する、ということは……もしかしてもしかするんじゃないでしょうか?
◆Continuumの要件
Continuumは、Windows 10 Mobileをモニター、キーボード、マウスに接続してPCライクに使えるようにするという、Windows 10 Mobileの目玉機能の一つです。完全にPCと同一になるわけではなく、動作できるアプリはWindows 10 Mobileでも動作可能なもの……つまりストアアプリに限られ、また、アプリ側も対応している必要があります。(恐らく、PC版ストアアプリとモバイル版アプリが1つのファイルとなっているものではないか、と思ってますが)⇒追記:要は、モバイルにも対応となっているUWPアプリです。
PCとして機能するわけではありませんけど、Officeについてはストア版が公開されており、これに関してはPCでもスマフォ版でも同じことが可能です。このContinuumで、ストア版のExcelを動作させれば、モニター画面にはPCで起動したときと同じレイアウトのExcelの画面が展開されます。
イメージとしては、Windows 10をタブレットモードで動かしている状態と、大体似たいような状態になっています。
さて、前置きが長くなりましたが、Continuumはその機能のため、かなりの高スペックを要求します。具体的な条件はMSDNにて公開されておりますが、英語しかありません。一部を簡単に記載しますと、
【最低要件】
CPU:Qualcomm MS8992, MS8994のいずれか(Snapdrsgon808と、Snapdrsgon810)
RAM:2GB以上(1080p以上のモニタの場合は3GB)
ストレージ:内蔵で16GB以上
USB:デュアルロール機能を備えたもの、あるいはUSB Type-C
となっています。
CPUだけ見ても、高スペックが必須なことがわかります。
※ちなみに、私もMSDN見て知ったのですが、接続は「有線でドック経由の接続」「無線(Miracast)で接続」の他にも、「無線でドック経由の接続」があるんですね。
◆NuAns NEOが高スペックな可能性
上記の通り、Continuumについて意味深な(深読みかもしれませんが)触れ方をしているNuAns NEOです。もし本当にContinuumに対応してくるとしたら、高スペック機になることは間違いありません。
現状では国内でContinuumに対応している端末は、まだありません。発売の可能性があるのはAcerの「Jade primo」で、この端末を日本向けに展開すると、Acerの記者会見の場にて発言されており、Jade primoだけが唯一のContinuum対応機になるのではないか?と思っていました。
もし、NuAns NEOが対応してきたら……?
Continuumについては、ビジネスシーンでの活用で生きてくると思っているので、そちらの方面からもNuAns NEOの注目度が上がるかもしれません。明日の発表でそのあたりはハッキリしてくるでしょうが……どうなるか、今から楽しみですね。
ちなみに僕は11/30は仕事の都合で徹夜するかもしれないため、答えがわかっても記事書くのは遅くなるかもしれません。(震え声)