7月に発表され、10月下旬を目途に発売するとされていたSoftBank 503LVの発売日が、いよいよ11/11に決定したようです。
※画像はプレスリリースより引用
11/1にソフトバンクがプレスリリースを発表し、11/11より発売開始することを明らかにしました。法人向けとはいえど、これで3大キャリア全てがW10M機を取り扱う形となります。
当初から発表のある通り、本機は法人向け端末として扱われます。そのためなのかはわかりませんが、プレスリリース内で販売価格については触れられていません。また、個人が何らかの形で購入できるかどうか、についても特に言及はありません。
3大キャリアではそれぞれ、
・docomo:VAIO Phone Biz
・KDDI:HP Elite x3
・SoftBank:SoftBank 503LV
という形でW10M端末が提供される形となりましたが、このうちVAIO Phone BizとHP Elite x3はメーカーからの直販があるため個人でも入手は容易ですが、SoftBank 503LVはメーカー(Lenovo)直販がないとされているため、難しいと思われます。
以前も紹介していますが、スペックとしてはCPUにSnapdragon 617を搭載しており、無線のContinuumに対応しています(有線は非対応です)。RAMは3GB、ストレージは32GB+microSDカード対応、5インチのTFT液晶を搭載しており外寸は幅71.4mm、高さ142.4mm、厚さ7.7mmとなっています。
スペック的にはMADOSMA Q601やVAIO Phone Bizに近く、それよりも小型(Q601は6インチ、VAIO Phone Bizは5.5インチ)で軽量、という点は中々に魅力的です。
欠点をあげるとするならば、バッテリー容量が2250mAhと少な目なところでしょうか。あと宗教上の理由によりLenovoやSoftBankがイヤ、という人には向かない端末です。
これで国内のW10M機は14機種目となります。苦境が続く世界情勢に真っ向から逆行している感あふれる情勢となりました。が、シェアという面ではまだまだ低く、またコンシューマー向けには厳しい状況が続いています。
一方でビジネス向けには注目が集まり始めており、MSもビジネス向けに注力するという旨の発言をしています。私個人としてはコンシューマー向けをあきらめるつもりはありませんが、そちらから状況を打破していく展開になっていくのでしょうかね。
※前々から貼ってる↑の一覧表、まさかこんなに端末出るとは思ってなかったので画像で貼り始めてきましたが、そろそろ何か別の方法にしようかなぁ(今更)