Elite x3とボクと、時々、ガシャン

 12月はほとんど更新できませんでした。ですが、一応、生きています、OD-10Zです。

 

 既にご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、ブログの更新とは別に、「Life with Windows 10 Mobile」様のほうで、HP Elite x3に関するレビューを書かせていただいておりました。全部で3本あり、こちらでは触れていなかった、Elite x3のデスクドックに関するレビューもあります。ぜひぜひ、ご覧ください。

・第1回:最強のWindows 10 Mobile端末降臨!「HP Elite x3」
・第2回:HPの気合の証拠?! HP Elite x3の独自アプリたち
・第3回:だって可能性感じたんだ ― HP Elite x3 デスクドックによる、有線Continuum接続の実力と課題。

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 とまあそんなこんなで、HP Elite x3に注力していた12月だったんですけども、

 

 現在、僕のHP Elite x3は、

 

 

 

 

 

 

 

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こんなことになってしまいました。

泣きそう。

 

 

 

 

 原因は、単に「落としてしまった」だけです。運悪く角から落ちてしまったため、このようにもう見事に割れてしまいました。幸いにも端末の使用には問題が発生していないのですが、画面バキバキのまま使うのは嫌だったので、公式のサポートに修理の見積もりをお願いしたのですが……。見積額はなんと7万円。新品交換になるとのことでしたが、普通に自分で新品が買えそうな金額です……。
(※ちなみに僕は「アクシデント サポート」には未加入でしたのでこの値段です)

 修理は諦めて、改めて新品購入しようと考えておりますが、いかんせん高額な端末です。年末年始で出費がかさんでいる上に、私の会社では冬ボーナスも大分寂しい状態になっているため、しばらくは画面バキバキのまま使い続けることになりそうです……。orz

 

 年明け前の最期の最期でとんでもない事故をおこしてしまいました。こんな僕ですが、来年もまた、よろしくお願いします。あと、ポンと景気よく新品を恵んでくれる心優しい石油王さんとかがあらわれるのを心よりお待ちしております。

月例更新、Windows 10 Mobile 14393.576の配信開始

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 12/14より、Windows 10 Mobile 正式版の「14393.576」の配信が開始されました。

 月例更新のため、いつも通り新規機能の追加等は特にはありません。そしてこれもいつも通り、現時点では英語版の更新情報しかありません。(日本語情報も追って公開されるとは思います)
 更新内容も不具合修正、セキュリティ向上などが主たるものです。時間のあるときに適用しておきましょう。以下に、英語のままですが更新情報を引用しておきます。

・Improved reliability of Security Support Provider Interface.
・Addressed a service crash in CDPSVC that in some situations could lead to the machine not being able to acquire an IP address.
・Addressed issue where a Catalog-signed module installation does not work on Nano Server.?
・Addressed issue with Devices left with Hello on for an excessive amount of time will not go into power savings mode.?
・Addressed issue with gl_pointSize to not work properly when used with drawElements method in Internet Explorer 11.
・Addressed issue where Azure Active Directory-joined machines after upgrading to Windows 10 Version 1607 cannot sync with Exchange.
・Addressed additional issues with app compatibility, updated time zone information, Internet Explorer.
・Security updates to Microsoft Edge, Internet Explorer, Microsoft Uniscribe, Common Log File System Driver.?

※公式の更新情報ページより引用

Windows Device Recovery Tool Ver 3.11.34101が公開されました。SoftBank 503LVの対応やマウスコンピューターの新ロゴ対応など。

 12/12の夜に、Windows Device Recovery Tool が更新されました。バージョン番号が「3.11.34101」になりました。

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 今回の更新では、マウスコンピューターの表示が新ロゴに変更された他、SoftBankから発売されているLenovo製の「SoftBank 503LV」が対応された模様。確かにツール内のメニューに追加されているようです。実機は持っていないのでインストール等の確認はできておりませんが、ちゃんとサーバー上にイメージファイルも用意されているようです。

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 他には、海外の端末がいくつかサポートされたのと、細かいバグ修正などの模様。アプリの更新は、起動時に自動チェックが行われますので、画面の指示に従えばすぐに完了しますので、是非実施しておきましょう。

通話録音機能が使えるかどうかには、条件がありました

 昨日の記事で、「Windows 10 Mobile は標準で通話録音機能を備えています」と書きました。はい、それ自体は正しいのです。ですが、使用するためには条件がありました……。全機種で使える機能、というわけでは、ありませんでした……!

 

◆条件 #とは

 下記2つの条件を満たす場合に使用可能なようです。

1.CPUが「Snapdragon820(MSM8996)」「Snapdragon617(MSM8952)」「Snapdragon210(MSM8909)」のいずれかであること(2016年12月現在)

2.対応したファームウェアが適用されていること(Qualcomファームウェアに依存する)

※マウスコンピューターの平井さんからTwitterでご指摘いただきました。誠にありがとうございます。

//platform.twitter.com/widgets.js

 とのことで。
 2は詳細が不明ですが、いずれにせよ、1の条件を満たしている必要があります。このため、該当のCPUを搭載していない機種では通話録音機能は使用できません。昨日の記事では、さも全機種で可能なような記載をして誤った情報を発信してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 

◆で、結局どれがOKでどれがダメなのか

 手持ちの端末(国内発売機種)で確認した限りでは、次の通りでした。機種名と、括弧内はSnapdragonのナンバーです。

【通話録音が可能な端末】
 ・HP Elite x3 (Snapdragon820)
 ・NuAns NEO(Snapdragon617)
 ・KATANA 02(Snapdragon210)
 ・geanee WPJ40-10(Snapdragon210)
 ・DG-W10M(Snapdragon210)

【通話録音ができない端末】
 ・MADOSMA Q501(Snapdragon410)
 ・EveryPhone(Snapdragon410)

【手持ちの中で確認できなかった端末】
 ・KATANA 01(久々に電源ONしたらクラッシュして起動しなくなった)

 手持ちにはありませんが、Snapdragon617を搭載する「MADOSMA Q601」と「VAIO Phone Biz」もおそらく対応していると思われます。多分ね。きっとね。めいびーね!

 KATANA 01の突然の死!にはビックリしましたがまあ置いといて(あとでWDRT試してみますけど)、上記のような結果でした。先に紹介した条件の1に見事に該当していますね。思い入れの深いMADOSMA Q501が対応していないCPUだったというのは残念ですが、既に1年半ほど前の端末ですし、仕方ないと割り切れますね。

 今後発売されるCPUや搭載端末がどうなるかはわかりませんが、現時点では対応していない機種も存在するのでご注意ください。

 

 誤った情報発信してしまい、大変失礼いたしました。

[訂正あり]:Windows 10 Mobile は標準で、通話録音機能を備えています。

 出来る、出来るのだ……!

2016/12/05 追記:
 本機能について、全機種で使用可能なわけではありませんでした。
 あまり検証しておらず(HP Elite x3とNuAns NEOのみで確認)、誤った情報を発信してしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 後ほど、追って訂正記事をアップする予定です。 ⇒ 「通話録音が使えるかどうかには、条件がありました」をアップしました。

(追記ここまで)

 

 ということで、Windows 10 Mobileは標準で通話録音機能が搭載されています。が、フィードバックやらなんやらを見ていると、気付いていない人もそこそこいらっしゃるようです。確かに、設定しないと有効にならないうえに、ちょっとわかりにくいところに設定があるので、気付かないのも仕方ないのかもしれません。
 なので、今回はその設定方法と使い方をご紹介。

※本記事は Windows 10 Mobile / Windows Phone Advent Calendar 2016 の4日目の記事です。

 

◆まずは設定

 設定は、OS側の設定を行います。
 アプリ一覧などから設定を開き、システム > 電話 とアクセスします。あるいは、「電話」アプリを起動し、画面下部のメニューから設定を開き、「電話のその他の設定を変更する」からでも同じ画面にアクセスできます。

(↓の画像は、電話アプリからたどっていく順番です)

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 設定画面の下のほうに「既定のアプリ」という欄があります。
 そこにある「アプリを選択」のメニューをタップします。

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 「録音した通話の管理に使うアプリを選びます」という欄があり、そこがなしになっていると思います。この状態だと、通話録音が使えません。ここを選択し、OS標準アプリである「ボイスレコーダー」を選びましょう。

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 これで設定は完了です。

 

 

◆ろくおん!

 というわけで、早速機能を使ってみましょう。
 通話録音が可能になると、通話中の画面にボタンが増えています。下記、左の画像が設定前の通話画面で、右の画像が設定後のものです。

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 赤枠の位置に「録音」ボタンが出ていますね。
 通話中にこのボタンを押すと、録音が開始されます。ただし、録音開始前に下記のような注意書きが表示されます。毎回出てくるのは鬱陶しいため、事前に内容を読んで理解したうえで、「次からは表示しない」のチェックをつけておけば、次からは表示されません。

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 録音中は、録音ボタンが点灯するのと、画面上部にも表示されています。録音を終了する場合は、もう一度録音ボタンを押せば終了します。

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◆録音した内容を聞く

 録音したアプリは、ボイスレコーダーアプリから確認可能です。

 ボイスレコーダーを起動したら、画面上の「表示中 サウンドレコーディング」となっているところをタップして、「通話レコーディング」に切り替えます。

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 するとフィルターが切り替わって、通話録音したものの一覧が表示されるようになります。これを選択すれば録音した通話の内容が聞こえます。

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 また、電話アプリのメニューにも「録音された通話」が追加され、こちらからも直接ボイスレコーダーにアクセスできます。

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 というわけで、Windows 10 Mobileでの通話録音機能の使い方のご紹介でした。本内容はそのうち(強調)、他のTIPSとあわせて一纏めにしたページを作ろうと思っています。そのうち(繰り返し)。

 本機能については、設定の存在に気付きにくい要素なので、出来ればOSで最初から設定しておいてほしいところですね。というわけで、そんなフィードバックがありますので、ご賛同いただける方は同意票をよろしくお願いします。(W10M端末からこのリンクをクリックすることでフィードバックにアクセスします

 

 

 というわけで、Windows 10 Mobile / Windows Phone Advent Calendar 2016、4日目の記事でした。次は @masak さん、お願いします。

Windows 10 Mobile Insider Preview 14977.1000 が配信開始されました

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 日本時間で、12/2のAM3時より、Insider Previewの最新版である「14977.1000」の配信が、Fast Ring向けに配信開始されました。前回の更新が11/10の「14965.1001」でしたから、3週間ほど間が空いたことになります。

 今回の更新内容についてはいつも通り公式ブログで確認できます。

 先に書いておきますが、今回の既知の問題として言語パックの追加インストールは行わないように案内が出ています。注意しましょう。

 

 今回のバージョンはMobile向けのみの更新となっており、案内内容もMobile向けの内容だけです。主な機能追加としては、

・EPUBファイルをEdgeで読み取り可能に

 なったようです。フォントサイズを変えたり背景をセピアなどに変えたり、また単語をCortanaで検索できたりなどするようです。残念ながら私は電子書籍にはあまり明るくなく、EPUBファイルも所持していないので確認できませんが、該当する方は是非とも試してみて、そしてフィードバックを送りましょう。

 

 その他、修正された不具合情報などについて、今回はかなり長いので引用は控えます(手抜きとも言う)公式ブログで確認できますのでそちらを見て頂くとして……。UWPアプリのレンダリングに関する修正、アラームの修正、通知の修正、Edgeのタブに関する修正、etcetc…。
 既知の不具合としては、先に挙げたように追加言語パックのインストールをしようとするとダメなようです(リカバリが必要になる?)。また、Lumia 550や650などの8GBストレージの端末では今回のビルドに更新できない、システム関連のトースト通知が機能しない(例:BluetoothやUSB通知等)といった問題があるようです。

 「14971」がPC向けにしかなかった分、今回の「14977」ではMobile向けに多くの修正が入っているようです。Fast Ring設定者は人柱として積極的に使い込んで、どんどんフィードバックを送っていきましょう。