arpブランドからW10M「XC01Q」が登場! 法人向けの模様。

 4/28、キャセイ・トライテック株式会社は同社が展開するブランド「arp」より、Windows 10 Mobile端末として「XC01Q」を発売するとプレスリリースを出しました。プレスリリースによれば4月下旬からの販売としており、arp販売店を通じて行うとのこと。……既に4月下旬どころか月末なんですがそれは。

 主なスペックとしては、CPUはSnapdragon410、RAM2GB、ストレージ32GB、5.5インチHD(720 * 1280)のSIMフリー機。価格は不明ですが、スペックはヤマダ電機のEvery Phoneと同じですね。

 販売パートナーとしては「インバースネット株式会社」「兼松コミュニケーションズ株式会社」「NEC ネッツエスアイ株式会社」「株式会社エイヤー」「株式会社メディエイター」の名前があがっております。一般向けに販売するかどうかは不明ですが、少なくとも、会社としては法人向けメインで考えているのは間違いなさそうです。

 その他の詳しいスペックや情報などは、プレスリリースをご参照ください。

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※画像はプレスリリースより引用

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 また、同社では販売だけでなく、業務向けアプリケーション開発も行っているとのことで、開発案件についても受け付けているようです。我々一般ぴーぽーには関係ない話ですが、業務向けにW10Mを考えている方は検討されてみてはいかがでしょうか。
 ただ、CPUがSnapdragon410ですので残念ながらContinuum for phoneには対応していないことにはご注意ください。

 

 

 

 

 

 ふぅ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 というか、この端末。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Every Phoneじゃね……?
 ※ベースモデルが同じものなだけだと思います

 

参考:Every Phoneスペック表
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 微妙~にスペックが違う(重量・厚さ)ところがありますが測定方法の違いだと思いますし、うん、Every Phoneだこれ!!

 

 

 

 

 

 

 

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Windows 10 Mobile Insider Preview 14332.1001、配信開始済み。

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 1日経っちゃいましたが、Insider Previewの最新版「14332.1001」がFast Ring向けに配信開始されています。もちろん、つい先日からInsider Previewを受け取れるようになったMADOSMAにも配信されております。

 今回のバージョンではPC版向けの機能追加がメインの模様で、Mobile向けはバグフィックス等がメインとなっております。詳細は公式ブログ参照のこと。
 ただ、下記画像のように一部に変更が加えられていたりもします。(アクションセンターに表示される通知にアイコンが戻りました。でもなんか大きすぎるような……?)

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 いつもの如く、バグを発見したり改善提案などは、Feedback Hubから積極的に行っていきましょう。

MADOSMA に Insider Preview 14328.1000 をあててみた

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 ようやくMADOSMAにInsider Previewがやってきました。熱心なInsider Program参加者な人は既に適用して色々と試してフィードバックを投げまくっているころでしょうか。しかし、端末固有の問題なのかOSとの相性によるものなのか、いくつか不具合的な現象もありました。

 

◆携帯ネットワークでの通信が出来ない

 要はSIMカードでの通信ができない、という問題が発生しました。APNの設定を一度変更してから戻してもダメ、という状態。これは再起動したところすぐに直ったのでさほど気にしてなかったのですが、Twitterのタイムラインを見ていたところ、他の人でも発生しており、再起動だけでは直らなかったりしたようです。
 最終的には電源OFFしてSIMカードを抜いて刺しなおして……を何度か繰り返したところで復旧したとかなんとか。

 

◆アプリが更新できない

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 これには中々苦戦しました。
 一部アプリではInsider Previewにしか配信されていない更新などもあるため(例:マップ)、Insider Previewにした直後にはまずストアからアプリ更新をかけることにしている私ですが、ダウンロードこそされるもののそこで謎のエラーが多発。エラーコードで検索してみると、PC版のほうでは一度ローカルアカウントに切り替えてからもう一度MSアカウントでログインしなおす、的な内容が書かれてたり、OS更新が待機中だと発生するとあったり。どちらも該当しません。

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 何度も繰り返していると、一部のアプリは更新できたりもする始末。
 しかし最終的にはにっちもさっちもいかなくなり、諦めて端末リセットを実行。その後、バックアップから復元して再度更新したところ、問題なく進みました。ふぅ、やれやれ。

 

 それ以外は特に問題らしいものは出ていませんが、人によっては不安定だったりしているようで。とりあえず困ったら再起動、ダメならさっさとリセット。Insider Preview Fast Ringとは、そーいうものです。(と、個人的には思っています)

速報:MADOSMA に Insider Previewが適用可能に!!

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 かねてよりInsider Preview対象端末とされながらもInsider Previewが配信されていなかったMADOSMAですが、4/26より配信が確認されました! Fast Ring設定者には14328.1000が、Slow Ring設定者には14295.1005が配信されています。

 Twitter上では既に更新完了した人もいるようです。(私はまだDL中)

 

※Insider Previewは名前の通りPreview版で、製品版ではありません。色々と未完成です。
 OS標準アプリでも動作しなくなることは当たり前にあります。「あれが使えなくなると困る!」という人は、当てないようにしてください。また、可能な限りメイン端末には適用しないでください。
 また、最近はあまりありませんが、OSがクラッシュして起動しなくなる、などの事態もあります。
 WDRT等を使って自力でリカバリすることになりますので(サポート対象外)、そういう覚悟がある人だけがお使いください。
 (Insider Previewの使用条件は、必ず熟読してください

「Covia BREEZ X5」 4/23より発売開始!

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※画像は公式サイトより

 今月突如としてW10Mに参入表明を行った Covia の「Covia BREEZ X5」(紹介記事)が、4/23より発売開始されておりました。税込価格26,780円で、Yahoo! ショッピング内のダイレクトショップより購入可能となっております。

 

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 前にも紹介した通り、DG-W10Mに近いスペック構成でありながら価格はこちらほうが高いですが、ドコモのIOT合格済みという強みがあります。メーカー側はビジネス向けの展開を狙っているようですが個人での購入も可能であり、SIMフリー端末で電波の掴みに不安がある人には、選択肢に入ってくるかもしれませんね。

Windows 10 Mobile Insider Preview 14328.1000、配信開始済み。

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 4/23より、Windows 10 Mobile Insider Previewの最新版「14328.1000」の配信が、Fast Ring向けに開始されています。今回もまた取り上げるのが遅くなってしまいました。あと今回もMADOSMAには降ってきてません。ちょっとMSさん?(怒)

 

 更新内容はいつも通り公式ブログにて。

 さて、今回はMobile版には大きな変更はありません。PC版にはWindows Ink機能の強化や、「14322.1000」でMobileに来ていた機能がPC版にも来た、というのがメインのようです(アクションセンターUI変更とクイックボタンのカスタマイズ、Cortana強化、など)。

 じゃあ全く変更点が無いのかというとそういうわけでもなく。

 

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 設定画面やEdgeのローカライズ漏れは修正され、日本語に戻りました。が、まだ一部は英語のままです。まあさほど困りませんけども。

 

 

 

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Windows Insider Program settings page: We have moved the Windows Insider Program settings to its own settings page. This is where you can go to join the Windows Insider Program (or stop receiving Insider Preview builds) and adjust which ring you are in. On Mobile – for Build 14327 and higher, the Windows Insider app is no longer required. To get to this new page, go to Settings > Update & security > Windows Insider Program.

 そしてInsiderの設定画面が、OSの設定の中に組み込まれていました。今までは「Windows Insider」のアプリから行っていましたが、今後はここから行えるようです。……でも「Production」や「Release Preview」が無いのですがそれは。

NuAns NEOのフォトコンテスト「Life with NuAns NEO」、もう参加した?

 僕はまだです。^q^

 

 告知から既に1週間ほど経ち、ご存知の方のほうがもう多いとは思いますが、トリニティがNuAns NEOに関連したコンテストとして、「Life with NuAns NEO」を開始しております。

 4/14~5/15の間、「NuAns NEOが似合いそうなシーン」 や 「NuAns NEOで撮影した写真」をTwitter/Instagramでハッシュタグ付きで投稿する、というものです。それぞれ「#NuAnsNEOのある生活」、「#NuAns NEOで撮影」というタグを使うようです。
 ユニークな点は「#NuAnsNEOのある生活」の場合は、NuAns NEOが写っていなくても構わない、ということです。つまりNuAns NEOをもっていなくても参加できます

 賞金やグッズがもらえるとのことですので、気軽に参加してみてはどうでしょうか。
 詳しい参加方法や賞品の内容などについては、公式サイトをご確認ください。(必ず一度見ておきましょうね)

 

 

 NuAns NEOは最近のファームウェアアップデートもあって、写真が結構きれいに撮れるので気に入っています。あまり上手くないのですが、少し撮影した例を、折角なので掲載しておきます。(ほとんどがコンテスト開始前のやつですが。あと、原寸大ではなく、サイズを加工したものもあります)

 

 

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 割と下手糞な僕の写真の中でも、うまく撮れてるほうの部類のだけ載せてみました。(センスはともかく)僕でも手軽に綺麗に撮影できるのは素晴らしいです。NuAns NEOをお持ちの方も、そうでない方も、折角ですからコンテストに参加してみませんか?

 

 

 

 

 

 ……ところで。公式ページのことなんですが。

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Windows 10 Mobile Insider Preview 14327.1000、配信開始。

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 4/21より、Windows 10 Mobile Insider Previewの最新版「14327.1000」がFast Ring向けに配信開始されました。今回の配信で再びPCとの同時配信サイクルに戻ったようです。尚、MADOSMAには……。

 

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 さて、今回の更新では「メッセージ」アプリで機能が追加され、PCから送受信する機能「Messaging Everywhere」機能がプレビューとして使えるようになりました。私はMobileのInsider Previewにしか参加していない(代替PCがないため)ので試すことは出来ませんが。
 尚、これに関連しているのかどうかわかりませんが、今回のバージョンではSkypeとの統合が削除されたようです。公式ブログによれば、

NOTE: You may have noticed that Skype integration in the Messaging app in this build of Windows 10 Mobile has been removed. This is so Skype can streamline your experience, replacing the integration with the Skype UWP Preview app for mobile in an upcoming build. In the meantime, you can use the existing Skype for Windows Phone app available in the Windows Store.

 とあるので、UWP版が出てくるまでの一時的な措置だと思います。近日中にUWP版SkypeのPreviewがはじまることの示唆かもしれません。

 

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 また、これはもしかしたら前からだったかもしれませんが、デュアルSIM対応機の場合、メッセージをリンクさせて1つに統合できるようになったようです。メールでも同じようなことが出来て便利だったため、これは良いですね。

 

 他は、Cortanaの対応言語が増えたようです。そして「14322」で発生していた不具合に対する対応も行われています(※一部)。私のLumia 950環境で起きていた大きな問題としては、Windows Helloが暴走しており、ロック時にも動作し続けていてバッテリー消費し続ける、というものがありましたが、即座に対応されて助かりました。

 

 今回はあまりBuild番号が進んでいなかったため機能追加は無いだろう、と思っていたのですが、少しではあるものの追加されてました。Anniversary Updaterまでにどれだけの機能追加がされるのかは不明ですが、新機能はなるべく積極的に使用してフィードバックを投げ、ブラッシュアップしていきたい所存です。(今回のは出来ませんが)

NuAns NEOの最新OTAは、最新版ではない。アイエエエ!?

 4/19に直接焼き込む方法でNuAns NEOのファームウェア「V62」が公開されたばかりのNuAns NEOでしたが、そのすぐ翌日、OTAでファームウェアアップデートが配信されました。(記事化が遅れましたが!)

 が、ここで配信されたのは、V62ではなく「V53」でした。

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 V53の更新内容は、公式ブログに記載はないものの公式ページのリリースノートに載っております。下記に引用しますが、

・緊急地震速報に対応しました。
・ナビゲーションバーを操作した際、バイブレーションが動作するようにしました。
・4極ヘッドセットジャック(CTIA)使用時に音が途切れたり、ノイズが入ったりする問題を改善しました。
・その他、細かいバグフィックスを行ないました。

 とのことで、V62の一部が含まれているようですね。
 特に「緊急地震速報」と「ナビゲーションバーのバイブレーション」が来ているのはとても嬉しいですね。

 

 

 尚、先日のV62について、一部IMEIに該当する方の端末はOTAを待つのではなく公開されている手法でアップデートをする必要があるようです。
 というのも、該当する端末(初期の出荷モデル)には「タッチパネルの動作に一部不具合」があり、これの修正アップデートが含まれたものが、このV62になるとのこと。

 しかしそのうち配信されるV61が「同等のもの」と書いてあったので私自身も勘違いしていたのですが、このタッチパネルの不具合修正はOTA配信されるファームウェアアップデートには含まれていないそうです。

 

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 ……ということですので、初期化状態になるので面倒くさいところはあるものの、早めにあててしまったほうがよさそうですね。私も近日中に適用することにします。

NuAns NEOも新ファームウェア「V62」公開。※ただし

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 4/19に、トリニティはNuAns NEOのファームウェアアップデート「V62」を一部に向けて公開しました(※1)。ただし、先日のMADOSMA同様、OTAでの配信はまだで、丸ごとイメージを書き換える方式になります。
 端末のデータは全て初期化されますので、アプリの設定などはやり直しになります(※2)。ので、出来ればOTAが来るのを待つことを推奨します。ちなみに、今回僕はOTAを待つことにしました。

※1.対象端末のIMEI番号が公式ブログで公開されていますので、該当するかどうかはそちらをご確認ください
※2.OSの機能でバックアップを取得しておけば、アプリの設定も含めて多くのものが自動復元可能です。が、全てのアプリが対象なわけではなく(特にWP7時代の古いアプリなどは非対象)、手間だなぁと思う人や、PC知識に自信のない方は今後配信予定のOTAを待ったほうが無難です

 

 更新内容、及び更新方法はトリニティの公式ブログを参考にしてください。基本的にイレギュラーな手段なので、MADOSMAのとき同様、ここには記載しないでおきます。べ、別に手順載せるのが面倒くさいわけじゃないんだからね!

 

 尚、更新内容にはいくつか気になるものがあるので、公式ブログから一部引用して紹介したいと思います。尚、公式とは順番が変わっています。(個人的に注目度が高い順)

 

 

・緊急地震速報に対応しました。

 最も注目したいのはこれでしょう。
 Windows Phone 8.1 GDR2 の頃から、緊急地震速報を受信するための仕組み(ETWS)にはOS自体は対応しているものの、それを有効化するかどうかは端末メーカーに委ねられていました。過去にはMADOSMAも、発売後に対応していたのですが(どのバージョンからだったかは失念……)、今回、NuAns NEOも対応となりました。
 先日の熊本大地震の件もありますし、これに対応してくれたのは素直に喜ばしいことです。
 しかし気になるのは、例の緊急アラーム音はちゃんと鳴るのか、ということです。私自信の端末で受信したことはないのですが、MADOSMAのときはただの通知と同じ扱いだったという話を聞いたことがあるため、それではあまり意味が無いなぁと思ってる次第で……ただまぁ「なお、大変恐縮ですが、社内でのテストが出来ないため、発令したタイミングで音が小さいなどのフィードバックがあればお寄せください」との記載があるので、ちゃんと鳴ってくれそうでもありますけど。 

 

・タッチパネルのファームウェアをアップデートし、画面をスクロールする際の画面の動きをよりスムースに改善しました。

初期出荷のモデル(IMEI番号で対象端末をご確認ください)において、微妙な範囲でのスクロールにおいてスクリーンの移動がスムースではないという問題がありました

 とのことで、スクロールの動作が改善するようです。これは初期のMADOSMAのバージョンでも似たような問題がありましたね。尚、二次出荷以降分は最初から解決済みとのことです。

 

・ナビゲーションバーを操作した際、バイブレーションが動作するようにしました。

 「戻る」「ホーム」「検索(Cortana)」ボタンのやつのことです。V45バージョンまでは押しても特に振動とかが無く、押したのかどうかわかりにくかったので、地味に助かります。ただ、好みによっては無振動のままのほうがよい、という人もいらっしゃるかもしれないので、今後オンオフを選べるようになるといいですね。

 

・カメラで撮影した写真のJPEG圧縮率を下げ、画質を最高画質にしました。なお、これにより圧縮ノイズが大幅に低減されましたが、ファイルサイズとしては大きくなっています。
・フロントカメラの画質を向上しました。
・フロントカメラの顔認識機能が正常に動作するように調整しました。
・リアカメラのオートフォーカス機能を改善しました

 カメラ周りも色々手が入っているようです。圧縮率の変更によって画質向上、とのことでこれは嬉しいです。またオートフォーカスについても、V45でも改善されてましたがさらに改善されたとのことで、より写真を撮るのに適してきた感じです。
 自撮りは全くしないのでフロントカメラ側の修正については割愛。

 

・カメラアプリ内のデバイス名を”NEO”に変更しました。
・初期設定時のスタート画面に「カメラ」「Continuum」のアプリをプリセットしました。
・4極ヘッドセットジャック(CTIA)使用時に音が途切れたり、ノイズが入ったりする問題を修正しました。
・電源に接続していないにもかかわらず、OTGケーブルを接続しただけで充電マークが表示されるバグを修正しました。
・一部の充電器との相性問題、およびApple純正ACアダプターで充電すると再起動する現象を改善しました。
・その他、軽微なバグを修正しました。

 ここらへんも割愛。

 

 また、さりげなーく書かれているのですが、今後は月に1度程度の頻度で更新を配信する予定とのこと。発売後の商品も丁寧にブラッシュアップしてくれる姿には好感を抱きます。MADOSMAのマウスコンピューターもそうですが、改善活動を継続してくれるのはユーザーサイドにとってはかなり安心できますね。
 正直なところ、スマフォへの初参入となる端末だったとのことで、発売前は色々と心配していたのですが、見事に杞憂で終わりそうでほっとしています。今後にもますます期待していきたいところですね。