Windows10 for phones での地図

 多くの人がWP機能の中で最もガッカリするであろう、地図。
 過去に何度もここでも取り上げてきた通り、WP8で標準地図が bing から HERE に変更されたことで、日本の地図表示はスッカスカ。
 先日、密かに内容が更新され一部店舗の情報が載ってくるようになってはいましたが、まだまだまともに使えるレベルではありません。

wp_ss_20150406_0001 ←船橋駅近辺

 

 また、先日の記事でもお伝えした通り、TP for phones では、サードパーティーアプリが使用するマップコントロールについてはbing地図に切り替わるという対応が取られています。

←一定の拡大率になると、HEREからbingに切り替わる

 

 そんなわけで、Windows 10 for phonesでは標準の地図アプリにも同様の対応が入るのではないか、と兼ねてから予想しておりました。今回のTP更新では、どうなっているのでしょうか?

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 結論から入りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 日本の詳細は bing map に戻り、細かい表示が可能になりました!!!!

 

 

 しかも、

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ルート案内などの細かい機能も使用可能になっておりました!!!!!!

 

 

 

 

 

 順を追って見ていきましょう。

 まず、マップアプリを起動するとすぐわかりますが、予想通り、日本の地図はbing mapによる表示が行われるようになりました。個人的には、これだけでも一先ずはヨシだったのですが……。

 

「どうせ、検索機能はまともに機能しないんでしょう?」
 と最初から諦め気味に、試しに検索をかけてみたところ、

 

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 なんかめっちゃ表示されてる!?

 

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 さらに、各店舗の詳細もこのように、レビュー付きで確認できます。レビューは食べログの情報が出ているようです。(食べログだけなのかどうかはわかりません)
 今まで日本の地図の冷遇っぷりからしたら、これだけでも驚きだったのですが、私ふと、気付いてしまいました。

 

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 このナビボタン……押せそうじゃね……?

 

 

 というわけでポチっと押してみました。

 

 

 

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 なんということでしょう……。
 ナビ機能もバッチリ動いているじゃねーか……!!

 上記画像は、店の位置がさっきと違ったりスタート地点を現在地ではなく船橋駅に変更したあとです。スタート地点はもちろんデフォルトは「現在地」です。もちろん、交通手段も変更可能で、左が車、右が徒歩です。

 

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 ルート案内も割と細かく表示されます。距離も細かく出ていますが、どこまで正確かは判断が難しいですが、

 

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 ルートの途中地点の詳細も、この通りほぼ正確なので、問題なさそうですね。

 

 

 というわけで。
 地図に関しては、WP7.x時代に戻る程度だと予想していたところを、いい意味で裏切ってくれて、まともに機能するようになりました。これならGoogleMapが無くても何とかなりそうですね! (個人的にはbing mapのほうが好き)

 他にもまだ見落としている機能などもあるかもしれませんが、それはまた追々……。まずは日本地図がまともになったことを、素直に喜びたいと思います。

Windows10 for phones での地図」への2件のフィードバック

  1. >匿名さん
    GoogleMapと比べると劣りますが、大きな支障はないレベルになったと個人的には思います。
    細かいところではまだまだ、という部分も多々ありますが……ましてや、この記事書いたのは2015年と1年前の状態で、WP8の地図と比べておりますので。

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