1/21のWindows10イベントの俺的まとめ

 前回の記事では、Windows10イベント中継を見ながら随時追記するというスタイルを取りましたが、途中で寝落ちしてしまいそのまま更新もしていませんでした。今更感がありますが、、ここいらで一つ、WindowsPhone10……もとい、「Windows10 for Phone & Small Tablet Eddition」(仮) の内容を簡単にですがまとめてみたいと思います

・スタート画面の基本機能は同一。ただし壁紙に関して変更有

 WPで最も特徴的とも言える、スタート画面。
 そこに並ぶタイルの色は、WP8.0まではアクセントカラーとして設定した1色になりましたが、8.1からは画像を設定できるようになり、当時大きな反響がありました。

 今回、10では以下のように変更されました。
Image5_thumb[1]  ※WMpoweruserさんより引用

 中継を見ている限りでは、スクロール方向や各タイルの動作に変更点はないように思われます。ライブタイルも動いていましたし、上記画像の中にフォルダのタイルがあるのも確認できます。しかし冒頭に示した通り、壁紙については変更があった模様です。

 8.1での壁紙は、タイルの背景に壁紙が透過表示される方式です。
image  image ※タイルとタイルの間の隙間には壁紙は透過されない。また、透過度もかなり高め。

 

 10の場合は、PC版Windows8.1の方式に近く、タイルなどよりも更に後ろの層に壁紙が設定されているイメージになります。そのため、タイルとタイルの隙間にも壁紙が表示されますが、タイル自体は薄らと透過しているようです。
 1  ※WMpoweruserさんより引用

 これらは最終決定案ではないとはいえど、WP8.1方式をとても気に入っていた僕としては、この変更は大分ガッカリです。Preview版の配布がはじまったら、8.1方式に戻すか設定で変更できるようにして頂きたいとフィードバックを投げていきたいですね。
 ただし、これは個人の好みによるところが大きいと思われますので、この方式のほうが気に入っていったという方もいらっしゃるかもしれません。

 

・アクションセンター(通称通知バー)のクイックアクションボタンが大幅増!

2  ※WMpoweruserさんより引用

 クイックアクションボタンは通常4個(FHD解像度なら5個)でしたが、一気に大幅に増えた模様。最大が何個なのかはわかりませんが、上記画像を見る限りでは少なくとも12個設定できるようです。増えすぎィ!
 尚、普段は1段だけの4(あるいは5)個の表示のようですが、「EXPAND」ボタンを押すことで展開される模様です。

3  ※The Vergより引用

 また、メッセージが届いたときにその返信を通知から直接行う……などの機能も追加される模様。この機能が、サードパーティ制アプリでも使用できるのか、出来るとしてどこまで関与できるのか。詳細は不明ですが、続報を待ちたいところです。

 

・動くキーボードと、聞き取るキーボード

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 キーボードにも機能追加があった模様です。従来、キーボード位置は画面下部で固定となっておりましたが、これが自由に動かせるようになりました。また、少し右端に寄せたりすることも出来るようになる模様で、大型ディスプレイを搭載している端末でも片手打ちがしやすくなりそうです。
 また、キーボード上部に変換候補が表示されるエリア、その左端にマイクボタンが付きました。これを押すことで、音声認識による入力が可能となったようです。これは捗りそうですね! ※ただし日本語に対応しているかは不明

 4  ※The Vergより引用

 また、こちらも詳細は不明ですが、キーボードに何やらバーチャルジョイスティック的なものが追加される模様? これを使用して、入力欄の中の入力位置をずらしたり出来る模様です。

 

・新しいブラウザ「Spartan」(仮)

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MSDNブログより引用

 デスクトップのほうのWindows10で新しいブラウザとして「Spartan」と呼ばれるものが搭載されることが明らかにされておりますが、同じものがPhone版にも搭載されるようです。
 現在のIEはどうなるのか?ブックマークなどは引き継がれるのか?などの疑問もありますが、詳細は不明。
 尚、このブラウザは画面に直接メモなどを記入したりすることが可能で、その画面を簡単にSNS等へ共有できる機能があるとのこと。今のOneNoteの機能が載ったようなもの、というイメージですかね?

 

・カレンダーなどの純正アプリがユニバーサル化しPCと同等のUIを持つように

 上記画像はWindows10のカレンダーアプリと、Phone版のカレンダーアプリを並べて表示しているもの。ご覧の通り、UIが大きく刷新されたことに加えて、PC版と同様のUIを持つようになりました。OSが統一されている、というのが実感できる一枚ではないかと思います。

 

・タッチ操作に最適化された、タッチ版Officeの搭載

 最近ではiOS版やAndroid版にタッチ操作に最適化されたOfficeアプリが配信され、肝心のWP向けはどうなったのかとやきもきしている方もいらっしゃったかと思います。Windows10でようやく、こちらにも実装されるようです。
 こちらは画像では伝わり辛いのであえて載せていませんが(そろそろ編集に疲れて面倒になってきたわけじゃありませんよ)、動作はいわゆる「ヌルサク」で、PowerPointのスライドアニメーションなども快適に動いておりました。これは中々期待できそうです。

 

・Preview版は2月に?

 細かいところを省きつつでしたが、色々と変わっているのが伝わりましたでしょうか。
 これらを実際に実機で動かせる日は、実はそんなに遠くないようで、Preview版が2月中に公開される、とのことです。アップデート出来る端末は?条件は?日本の機種はいつ出るの?など、機能についてもあわせてまだまだ疑問も多く残っておりますが、続報が来るのを、そしてPreview版が公開されるのを楽しみにしながら待ちたいと思います。

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