意外な授かり物

 WP7のサポート切れが、いよいよ目前まで迫ってきました。(強調)

 そういえば、WP7で不評だった部分がWP8になって色々と改善されているというのは今までもお伝えしてきた通りですが、意外と改善されていることに気付いていない人が多かったものが一つあります。
 それは――「バックグラウンドタスクで実行されるアプリを2週間以上起動しなくても、タスクが停止されなくなった」ことです。

 WP7では、ライブタイルのアプリが14日間起動されないでいると、ライブタイルのバックグラウンド更新は止まってしまう仕様でした。(サーバーから情報がPushされて更新されるタイプのものは大丈夫ですが、アプリ自身がバックグラウンドタスクで定期的に更新されるタイプのものはそういう仕様です)
 これはアプリ開発者ならばわかっていることですが、ユーザーからすれば、どのアプリがPushによって更新されるものでどのアプリがバックグラウンドタスクで更新されるものなのか、わかりにくかった(※)ので、気が付いたらライブタイルの更新が止まっていた……なんてことが結構多かったと思います。
 また、わかったとしてもたまに起動してやる必要があるというのは、地味に面倒くさく、折角のライブタイルの強みを削いでいたと思います。
※バックグラウンドタスクで動作するアプリの一覧は、 [設定] > [アプリ] > [バックグラウンドタスク] から一応確認できますけど……

 具体例としては、私の作ったアプリに「でんりつ」というものがあります。これは、設定のバックグラウンド更新をONにすることで30分おきにデータを取得しに行き、東電の電力使用率をタイルに表示するというアプリです。
 こいつをONにしてやれば、以後勝手にタイルを更新するので、アプリを起動しなくても東電の使用率がタイルだけでわかるようになる、という趣旨のアプリなのですが、バックグラウンド更新をONにしていても2週間アプリを起動しないでいると、この更新がOSによってOFFにされてしまう……というものです。

 これが、WP8になってからは廃止され、一度バックグラウンドタスクとして登録されたあとは、基本的には勝手にOFFにされることはなくなりずっと更新され続けるようになりました。便利になりましたね!

 この変更点、私は年明け前後くらいにようやく気付いたのですが、周囲の開発者に聞いたところ気付いていない人のほうが多かったので、今回記事にしてみました。多分、WP7のときの仕様が印象強く残ってしまっているからでしょう……不便でしたからね、ユーザーにとっても開発者にとっても。

 きっと他にも、地味に改善された点があると思われます。
 WP8になったときに改善されたものや、8.1になったときに改善されたものなど、見つけてインパクトが大きそうなものは、またこうやって記事に取り上げていきたいですね。

頭を知識で一杯にするためには、まず空っぽにしなければならない。
―― 練達の魔術師バリン

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